プログラム紹介

支援カリキュラムについてプログラム内容

ねらい

個別療育
グループ療育
身体療育
学習

柱となるプログラム

お子さんや保護者の想いに寄り添い、ひとりひとりに合わせた療育を通して自己肯定感を育みます
厚労省のガイドラインに沿い、個々の児童への適性に配慮したプログラムを提供します

音楽療法

『歌唱や楽器活動で音楽を楽しむこと』はもちろん、『他者に注目したり、言われたことを受け止めたり、仲間に相談する社会的行動』を促し、日常生活における適応性を高めることを目指します。会話のやり取りが未発達のお子様とは非言語コミュニケーションの中でコミュニケーションの土台を築いていきます。音楽を通して楽しみながら感情を表し、集中力・注意力を深めていき、『今、できること』を活かし、それを少しずつ拡大していきます。

ビジョントレーニング

自閉症スペクトラム児や知的障害児は、眼球運動の問題をはじめ、感覚の問題が取り上げられます。
平衡感覚・固有感覚・触覚の3つの基礎感覚に加え、視覚・聴覚機能を活用するトレーニングをおこなうことで、視空間認知の発達や目と手の協調性、言語機能の発達などを促し、結果として集中する力、読み書きする力、運動能力の発達など、さまざまな能力がビジョントレーニングによって養います。
発達時期に応じて楽しみながら取り組める活動を組んでいきます。​

集団プログラム

かんたん英会話・クッキング・工作・お買い物体験・交通ルールを学ぶ・防災活動・お出かけなど の集団プログラムを行います

その他の支援プログラム内容

ペアレントトレーニングで保護者支援​

ペアレントトレーニングとは、知的障害や自閉症などの子どもをもつご家族を対象に、かんしゃくを起こしたり、物を壊したりなどの問題行動をとる児童の保護者向けに1960年代にアメリカで開発されたプログラムです。
それらの困難への具体的な対応の仕方について、多くのアイディアが提案・実施されています。
その中でペアレントトレーニングは、「してほしくない行動」だけでなく「してほしい行動」といった子どもの行動に焦点をあて、具体的にどのような対応ができるかを学習していくプログラムです。
子育てに不安を抱える保護者が家庭で子どもと前向きに向き合えるためにどのように支援する方法をグループワークで和気あいあいと学びます。
「三人寄れば文殊の知恵」という慣用句があるように、保護者の方々や職員も一緒になって支援方法を考える方が1人で考えるより、前向きで、より良い方法が見出せます。
子育てに不安を抱える保護者の方にも幅広く、ご利用頂けます。

職員研修

e-Learning研修は月内で職員それぞれが受けたい研修を選び、受講し、その後、職員間でアウトプットの場を設けています。
また、外部講師をお招きしてのコンサルテーションや、より良い支援を行うための職員研修、ペアレントトレーニングのファシリテーター養成も行っています。

臨床心理士による心理検査でアセスメント​

希望者へ心理検査(一般的な知能検査または発達検査)を行います。​
障害児の成長のためには今の発達状態を知ることは非常に大切です。
​今必要な支援、そして、少し先の目標・もっと先の目標を検査結果を参考に立てていきます。

地域とつながる​

障害児の成長・自立を促進し、保護者が安心して子育てできる環境をつくるためには、子どものライフステージに対応した切れ目のない、きめ細やかな支援を提供します。​
保健・医療・福祉・保育・教育等の関係機関が密に連携し、子どもの成長に応じて、療育や教育等に関わる機関が変化する場合においても、関係機関が連携を図り支援を継続していく体制の構築を進めます。​
また地域の方々や子どもたちともふれあい、社会から正しい理解を得られるように機会を作ります。​